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​各種セラピーについて

​あなたに合ったものをカスタマイズします

ヴィンテージの木製時計

​ホログラフィートーク

 ホログラフィートークとは、あなたが、自分の感情や身体症状の意味を読み取って、自ら解決し、癒すプロセスを、セラピストが援助する心理療法です。

 嶺照子先生によって考案されました。

 あなたがもつネガティブな感情や身体症状が、問題の原因や解決法を教えてくれるリソースになります。

 過去を扱うというのは、時に勇気が必要です。

 けれども、過去には嫌なものだけではなく、あなた自身のリソースもあります。

​ Ao Akuaでは、安全感や安心感をもってセラピーを受けるために、必要に応じて、代替療法(アロマテラピーやバッチフラワーレメディ)を取り入れていきます。

 □軽催眠状態で、あなたの症状や問題の起源となる過去のトラウマを処理していく

 □バウンダリー(個人の境界線)を築きながら、ひととして尊重され、愛される体験をすることによって、回復や健全に必要な基盤を整えて、ストレスを軽減していく

​□「今のあなた」の回復に必要なリソースを獲得する

​認知行動療法

 ネガティブな考え方が浮かぶと「取りのぞきたい」と、つい思ってしまいます。けれども、「取りのぞこう」とすればするほど、ネガティブな考え方は膨張します。

 そもそも、ネガティブな考え方のなかにも「あなたらしさ」が含まれています。

 それがすべてなくなってしまうと、もはや「あなた」ではなくなってしまいます。

 それに、ネガティブな感情(ネガティブな考え方が浮かぶと、ネガティブな感情も紐ついて出てきます)は、動物が生きるうえで、とても大切なものでもあります。

 上手くいかない時って、ご自分の良いところが「裏目」にでていることが多いように思います。

 たとえば、「優しさ」が「優柔不断」になったり、「一本気」で「真面目さ」が「頑固さ」になってしまうように…

 Ao Akuaでは、「裏目」に出たものを、色んな角度から眺めて、バランスを取って、あなた自身の良い面が現れるようにサポートしていきます。

 ご自分の考え方のバランスが崩れた時に、認知行動療法の技法は役に立ちます。

 □自分の状況(感情、思考、行動)を整理する

 □ネガティブな感情や思考が浮かんでくるときに、バランスを取る

 □なぜネガティブな行動が起きるのか「背景」を知る

クッションを使ったラクダのポーズ
SCL.png

​カードセラピー

投影法としてのカード

  心理検査のひとつに「投影法」というものがあります。インクの染みのような「ロールシャッハ」の図版は、一般の方でも、どこかで見たことがあるかもしれません。

 投影法は、無意識に潜む欲求や感情などを引き出し、無意識の水準から被検査者の性格や特性を理解するものです。

 Ao Akuaでは、いろいろなカードを「投影法」として使っていきます。

カードセラピーについて

 海外では、セラピーカードは、Metaphorical Associative CardsやProjective cardsなどと、呼ばれています。

 世界中の対人援助の専門家が個人セッションやグループ支援のために、セラピーカードを使用しています。

​ カードには、さまざまな絵柄が使用されています。

 カードの絵柄が「無意識」が話すことを助け、そこに映し出された「抑圧されたり否定されたりしたもの」への気づきが出てきます。

 カードを用いることで、セッション中の対話、関連づけ(連想)、相互の信頼関係の構築を促進します(カウンセリングルームCIRCLE OF LIFE/Therapy Card JAPAN 代表・岡田太陽氏)。

 

 Ao Akuaで使用するカードの一部を紹介します。

*SCL(ソウル・クリーチャーズ・ランド)

 イスラエルの心理学者であるエフラット・M先生が考案されたセラピー用のカードです。

 認知行動療法、ナラティブ・アプローチ、ゲシュタルト、ユングの理論などに基づいています。

 「魔法のカード(あなたのリソース)」と「インプのカード(あなたのなかのネガティブな状況を招く思考など)」の二種類のカードから成り、カードワークを通じて、あなたが様々な困難に対処できるようになっていくのをサポートしてくれます。

 イスラエルでは、学校現場でも使われています。

​ 

 □自分自身の長所や強みに気づいて、育んでいく

 □ネガティブな状況を招く、自分のなかの衝動や欲求、感情、行動、思考パターンを対話を通じて調整する

*Metaphoric Associative Cards「Source」

 ウクライナのセラピーカードで、125枚のカードには、さまざまなモチーフが描かれています。

 それは、あなたのイメージを呼び起こすサポートをしてくれます。

 □自分自身の内側にあるリソースについて気づく

 □問題の解決へのヒントをえる

 □自分にとって正しい選択をする

​ □恐れを乗り越える

ビル前での雑談

​応用行動分析

ありのままの行動を観る

 例えば、目の前にいる人が怒り出したら、どう思いますか?

 「怖い人だなあ」「いつも怒ってる」「イヤだなあ」…

 いろいろなことが浮かんでくると思います。

 私たちは、目の前の人の行動に、ついつい主観的感情的に反応してしまいます。

 応用行動分析では、「なぜ、その人(子ども)は、そのように振舞っているのだろう」ということに注目していきます。

 つまり、その行動が「なぜ」起きているのかということを、科学的に読み解いていくために、「ありのままの行動」を観ていきます(観察する)。

 その行動と、行動の前後に起きていることを「ありのままに観る」ことで、行動が何によって強化(起きる頻度が多くなる)されているのか、維持されているのかを見抜いていきます。

​ 相手の行動を変えるためには「自分の行動を変える」ことからスタートしていきます。

​森田療法/ロゴセラピー

森田療法

 精神科医の森田正馬先生は、子どものころから死への恐怖が強く、心臓神経症やパニック発作などで苦しんでいました。

 そういった体験が森田療法のヒントになったといいます。

 不安やその根底にある死への恐怖は、私たちにとって避けがたい、誰もが体験する感情です。その裏には「より良く生きよう」とする人間本来の欲望(生への欲望)が存在します。

 病気に対する恐れの裏には「健康でありたい」という欲求があるように、不安や死の恐怖と「生の欲望」は表裏一体です。

 森田療法では、不安や症状を「取りのぞこう」とする行動や心のやりくり(「はからい」)をやめて、そのままにしておく態度を養います。

 「不安」の裏にある「より良く生きていきたい」という欲望(生の欲望)を大切にしながら、行動していきます。そして、自分らしい生き方を実現していくことが、最終的な目標となります。

ロゴセラピー

 創始者であるV.E.フランクルは、第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所に収監されました。

 その体験のなかで、ロゴセラピーを自ら実践し、実証し、収容所から解放後、ロゴセラピーに関する論文を書きました。

 

 自分が理不尽な目に遭うと、ひとは「なぜ、こんな目に遭わねばならないのか」と思ってしまいます。

 けれども、フランクルは、人生に「なぜ」と問いかけるのではなく、人生から「何をすることを求められているのか」考えていくことが大切だといいます。

 

 また、いかなる状況にあっても、失われたもの、奪われたものよりも、まだ残されたものに目を向け続けること(「発見的楽観主義」)が大切だといいます。

 

​ ロゴセラピーでは、自分の置かれた状況において、自分が「求められていること」「なすべきこと」「できること」を見出して、それを「まっとうしていく」ことを大切にします。そのプロセスを、セラピストはサポートしていきます。

クッションを使ったラクダのポーズ

​代替療法

アロマテラピー

 アロマテラピーは、植物から採取される精油(エッセンシャルオイル)を使った「芳香療法」です。

 香りが人間の嗅覚を通して脳に働きかける作用(こころ)やトリートメントによって皮膚に吸収される作用(からだ)により、人間の自然治癒力を高め、疲れた心身を癒してくれます。

​ Ao Akuaでは、ホログラフィートークの際に緊張を緩めたり、安心感を高めるために使う場合があります。また、日々の生活での緊張などを緩めるためにアロマテラピーの活用を勧めることもあります。

バッチフラワーレメディ

 「バッチフラワーレメディ」は、1930年代に英国の医師エドワード・バッチ博士によって開発された、心や感情のバランスを取り戻すための自然療法です。

​ アロマテラピーと同様、日々の生活でのセルフケアの際に、お勧めすることがあります。

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